手組みホイール その4

自転車カスタム

今回はホイールの振れ取りをします。

振れ取り』とは

ホイールを回転させたときに生じるリムのブレを「ホイールの振れ」といいます。このブレはリムの歪みが原因です。今回は自分でホイールを組んでいるのでまだスポークがゆるゆるな状態です。振れ取りの作業はシンプルです。スポークニップルを締めるor緩める。これを繰り返して、リムの張りを均一にして、ホイールをきれいな円に近づけます。スポークはニップルという留め具でリムに留められています。ニップルの役割はただスポークをリムに留めておくだけでなく、スポークのテンションも調整しています。つまり、ニップルの締まり具合でスポークのテンションが左右されるのです。このテンションが均一でないとホイールを回したときにグニャグニャと左右に振れます。これを真っ直ぐに回転するようにしていく作業です。

書いてるだけで難しそうですね。

でもこれをやらないとタイヤが完成しないのでがんばります。

これが振れ取り台とニップルを回すレンチです。ここにフレームをセットしてニップルをちょっとづつ回してスポークのテンションを上げて張っていきます。

基本的な原理は次の通りです。

  • ホイールが右側に振れる→ハブの左側から生えているスポークを締める 

右側から生えているスポークを緩めても同じ効果が得られますが、基本は「締める」です。ホイールが左に振れるときは逆の側を締めます。

  • ホイールがに振れる→ホイールが縦に出っ張る部分のスポークを締める

ただし、右を締めたら、隣の左も同様に締めて、左右のバランスを取るのがコツです。

車載ではわかりにくい調整かもしれません。もっとも、縦振れの出ているケースはあまり多くないと思われます。

スポークを「締める」「緩める」にはリム側からハブを見て、ニップルを右に回すと締まる(=テンションが強まる)、です。通常のネジと同じですが、つい反対側に回しやすいので注意が必要です。

とりあえずやってみること20分

とりあえずこんな感じ。

おさめる振れの幅は1㎜というのが目安ですが、実際にやってみると、そんな単純なものでもないことに気付くでしょう。シロウトたるもの、どこかで妥協することが正しい道です。

こで気になるのはスポークのテンションです。ニップルを締めるばかりでは全体のテンションがどんどん高くなってしまいかねません。そこで活躍するのがテンションメーターです。あらかじめ調整前のテンションを測っておきます。すべてのスポークについて行ないます。大体の中心値がつかめ、±3~5程度の誤差が普通にあることがわかります。

こんなやつ↑

テンションを均一にすると左右にフレが出る。振れをとるとテンションにバラつきが出る。テンションを均一にすると左右にフレが出る。振れをとるとテンションにバラつきが出る。テンションを均一にすると左右にフレが出る。振れをとるとテンションにバラつきが出る。テンションをき・・・

もうエンドレスですね。終わりが見えない・・・

(素直にお店に頼めばよかったかなぁ)

つづく

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